稲城には、多摩川の運んできた砂があり、水はけが良く、梨の生産に向いています。
梨は江戸時代の末頃、東長沼、矢野口地域で始まり、押立へと拡がりました。今でも、夏の終わり頃 から秋にかけて矢野口、東長沼、押立に足を運ぶと即売所がたくさんオープンしており、取れたての梨を手に 入れる事ができます。
栽培されている品種:約20種類。多摩、幸水、稲城、長十郎、二十世紀、清玉、豊水、新高、秀玉、 新星などです。品種・稲城は稲城市に行かないと入手できない貴重な梨だと思います。「稲城」のような大きな 梨はあまり他では食べれないと思います。
稲城で誕生した品種:稲城、清玉、新泰平、吉野。
近年、作付面積が急増。
品種:高尾
今は少ないですが、栽培されている果樹として柿があります。特に平尾は川崎の柿生に近いことも あり、柿に関係が深かったようです。