稲城の生活

主要な神社

穴澤天神社(あなさわてんじんしゃ)

紀元前423年(孝安天皇4年)に建立された(何と約2400年前)由緒ある神社です。少彦名命(スクナビ コナ)を主祭神とし、相殿に菅原道真を祀る。菅原道真は江戸時代に祀られました。お参りするとわかりますが、 そういう良い意味での古めかしさを感じます。近所の人は湧き水を良く汲みに来ています。

筆塚があります。

国指定重要無形民俗文化財となっている山本頼信社中による 江戸の里神楽が、穴澤天神社で8/25に近い日曜日に演じられるそうです。都内では4つしか里神楽は伝承さ れておらず、これはそのうちの一つです。

場所:矢野口。京王よみうりランド下車。北側に出た後、線路沿いの道路を稲田堤方面へ歩くと、川に行き着きます(三沢川)。 川沿いに少し歩くと、山側に湧き水の出ている所があります。そこの脇の階段を登りきるとあります。

青渭神社(あおいじんじゃ)

伝承では弘仁年間(810年 - 824年)に建立されたとされる。手塚治虫の「火の鳥」に出てきた猿田彦命(サルタヒコ)を 祀っている。

場所:東長沼1054。

大麻止乃豆乃天神社(おおまとのつのてんじんしゃ)

祭器用としての土器があることより、国分寺建立の時代より前の建立と考えられている(奈良時代 よりも前)。櫛真智命(くしまちのみこと)を祀っている。知恵や占いの神とのこと。中州のことを昔は「まと」 と呼んでおり、大きな中州があったので、このような名前がついたと考えられている。

場所:大丸。中央図書館とオートバックスに挟まれる辺り。

その他

杉山神社

日本武尊(やまとたけるのみこと)、弟橘姫命(おとたちばなひめのみこと)の本尊を安置。

場所:平尾。平尾団地を望む丘陵中腹。

島守(しまもり)神社

場所:押立。

竪神社

場所:百村。雷神を祀っている。

天満(てんまん)神社

場所:坂浜。

白山神社

場所:中島。

八雲神社

場所:根方。

主要な寺

高勝寺(こうしょうじ)

真言宗の古寺。14世紀、南北朝時代の建立。坂浜の 一番鶏の伝説により防災招福の霊験ありと、信仰を集めているお寺。都の指定文化財である 聖観音像が安置されている。

場所は坂浜で、稲城二小と駒沢学園に挟まれる辺り。

常楽寺(じょうらくじ)

天台宗の古寺。奈良時代の行基の開基。都の指定文化財である 阿弥陀三尊像 閻魔王坐像(えんまおうざおう)が安置されている。

場所は京王稲城駅のすぐ近く北側。

威光寺(いこうじ)

威光寺は真言宗の寺。威光寺境内の一番奥には、新東京百景にも選ばれた 「弁天洞窟」 がある。拝観料300円を払うと、ろうそくとマッチが渡されるので、その洞窟にある石仏 (弁財天、大黒天、昆沙門天など多数)、石に彫られた大蛇を拝むことが出来る。

場所は、京王よみうりランド駅から、ランド通りを南へ少し進むと左手にあります。

妙覚寺(みょうかくじ)

妙覚寺は室町時代末に開かれた臨済宗の寺。鐘楼があり、大晦日の深夜から元旦にかけて除夜の 鐘を鳴らしている模様。稲城市指定文化財である 板碑があります。板碑[いたび]とは鎌倉時代から安土桃山時代にかけてつくられた供養塔。

筆塚があります。

場所は、京王よみうりランド駅下車後、ランド通りと交わる道路まで進む(百m程度)。左手すぐ。

妙見寺(みょうけんじ)

妙見寺は江戸時代に現在の寺号を名乗った。天台宗の寺。8/7には1662年以降行われており、 都無形民俗文化財に指定されている、「蛇より行事」が行われます。又、1822年から冬至には「星まつり」が 行われている。

筆塚があります。

場所は、百村。稲城駅近くにて、JR武蔵野貨物線と京王相模原線が交わるポイントから山に入る。

円照寺(えんしょうじ)

円照寺は、武蔵国分寺の瓦を焼いた窯跡に行基が建立。江戸時代には大麻止乃豆乃天神社の別当を 務めた。

場所は、大丸の丘陵中腹。大麻止乃豆乃天神社に隣接。

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